ランリーマン第8話

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名古屋

「ゼェゼェ、ハーハー。」

名古屋に転勤になってからは、走る事だけに専念することにした。

いや、知り合いもいないのでそうするしかなかった。

名古屋は金沢とは違い広い。

会社の同僚も自宅が遠いので集まってフットサルなどはしなかった。

おきまりの牧野が池緑地を土日はほぼ毎週走った。

1周5kmを4周で20km。

真夏は3周で諦めることも多かった。

2度目のトレイルラン

じつは金沢にいる時に次の大会まではエントリー済みだった。

20kmの五箇山トレイルの次は30kmの中能登トレジャートレイルに挑戦しようと決めていた。

少しずつ走れる距離を伸ばしていこうと目論んでいたからだ。

10月の五箇山トレイル。

11月に中能登トレジャートレイルだった。前泊のために宿を取ってまた石川県に戻る。

初マラソンで痛めたランナーズニーの経験を活かしてセルフケアも怠らず、しっかりストレッチを行なって練習をした甲斐があり、調子は良かった。

装備について

五箇山トレイルでは雨の影響もあり、ティシャツがベタベタで気持ち悪かった。

色々調べてとりあえず高いトレラン用のTシャツを用意した。

サロモンのS-LABウルトラマンである。

これ着たら快適なんだろうと着てみたが、びっくりするほど似合わなかった。

きっとウルトラマンのように速く走れるんだろうと思ったが、実力は変わらなかった。

てか、おそらくこの類はパンツまで全て揃えないとダサい。

そもそも、ザックだってこの距離で17Lを背負ってる時点でオーバースペックだ。

荷物が揺れて仕方ない。

そんな事は当時は気にせず、快適性のみを求めてこの服で大会に出場することにした。

大会当日

はじめての30kmは一人で参戦した。

何もかもが一人だと心細い。宿からスタートに向かうのも帰るのも、全部一人。寂しいが楽でもある。

そして、いよいよスタート。

肌寒い中、「よーい、バーン」

号砲がなった。

1トンは【温存】を唱えた。

テレテレテレ

『しかし、何も起こらなかった。』

1トンは舞い上がっている。

1トンには【温存】は無効である。

1トンは突っ込んだ。

1トンは【温存】を唱えた。

MPが足りない!

1トンの足は死んだ。

ループ

前回の五箇山トレイルで学んだはずの温存は全く活かされない。

レースになると舞い上がってしまい、飛ばしてしまう。

次から次へと続く山々に大腿四頭筋や、ハムストリングス、脹脛は悲鳴を上げ痙攣を起こした。

最後の山を下ってきたところにあるエイドで簡単に補給をしたら、そこからはロードで5km。

25km山道を走った後のロード5kmはキツイ。

歩いて走ってを繰り返しながら数人に抜かれながらも何とかゴールまで行き着いた。

「よし!30km達成!!」

次はもっと長いレースに出るぞー!!

調子に乗ってゴール後鏑木さんと撮ってもらった写真。

あまりにダサいので自主規制ものである。

1トンは【見た目を気にする】を覚えた。

1トンは【温存】の熟練度をアップした。

今後、ウルトラマンを着る事はなくなった。

膝の神『ひざ小僧』1日1ポチ

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