上州武尊山スカイビュートレイル120 Part4【大会レポ】

スポンサーリンク



分けるのがめんどくさくなってきたのでラストです!

上州武尊山スカイビュートレイル120 Part4です。

Part3はこちら

上州武尊山スカイビュートレイル120 Part3【大会レポ】

コース

今回はA5〜最後まで行っちゃいます。

長くなりますが、最後まで読まないと完走出来ないぞ!(笑)

A5〜A6

この区間は10km程しかなく比較的近い区間です。

珍しく、エイド間で山は一つだけ。

A5を出た時雪がチラついていたと思う。

今思うとあり得ないかな?って思うけど、なんか降ってた。

でも気にする余裕もなく、先を進みました。

「まぼろしぃ〜。」

休憩していると体が冷えるので、ミッドレイヤー を一応きてスタート。

近くにいたランナーは半袖短パンだった。

おそらく、それほど休憩を取らずにスタートしたんだと思う。

短い登りを超えると体はまた温まり始め、ミッドレイヤー はすぐに脱いだ。

トレイルで一旦ザックを下ろして入れ直す。

普段ならめんどくさいけど、まだ体が重いのでそうしながら体が戻ってくるのを期待している。

ロードに出てしばらく下っていると、リタイヤバスが横を通った。

うなだれた選手たちがこちらを見ている。

どんな心境なのかわからないが、こちらもきついのは同じだ。

皆さんの分も諦めるわけにはいかない。

横山さんが一番ロストが多いと言っていた場所にはこのようにパトランプを光らせた車とスタッフさんが待って誘導してくれていた。

これなら間違いようがないが、確かに矢印だけなら素通りしてしまうかも知れない。

A6に到着。

もうここでの記憶なんてない。

「何したっけ?」

IN23時17分31秒

A6〜W3

ロードを走ったり歩いたりしている間、考えていたことは覚えている。

「どこで寝よっかな。」

スタッフさんがいる所じゃないと死体と間違われるよね。

なんて考えながら就寝ポイントを探していた。

残り36km。

あと少しじゃん。て今は思うけど、この時は「無」だった。

とにかく就寝ポイントを求めていた。

さっきのところで転がればよかった。とかそんなことばかり考えていた。

そんな時!

「左が仮眠室です!右がコースです!」

1トン「えっ?仮眠室とかあるんですか!?ブリーフィングでも言ってなかったのに。」

スタッフさん「ありますよ〜。休んでいってください。」

多分ですが、このあたりにあると思います。

仮眠室から出てすぐに登りに入りましたので確証はありませんがこの辺りだと思う。

1時間ほど寝ました。

1時過ぎ〜2時過ぎまで。

感覚として一瞬でしたが、しっかり寝た。

寝たら回復すると思ったけど、より重くなった。

胃はさらに停止し、A5で食べたラーメンがまだ胃にいる感じがした。

W3に到着。

ここではほとんど休憩はせずに水分の補給のみで出発。

止まってもダークサイドに導かれるだけだ。

W3〜A7

葛折りだったか。

記憶は定かではない。ただ、トボトボとトレイルを一歩づつ歩き続けた。

一度ジェルを飲もうと座れる切り株を見つけて休憩をした。

空を見上げると星が綺麗だった。

後ろには選手がいない。

一緒に居たみんなには置いて行かれ、一人ぼっちで星を見上げて居た。

「悪くない。」

鉱石山とかって山だったと思う。

「今から山に入るのか。」

と思った記憶だけある。

どこが頂上だったのか。

下り始めてすぐに夜明けを迎えた。

遠くには多分富士山が見える。

あの形は多分富士山だよね。って一人で心の中で会話をする異常な精神状態。

そのまま、トレイルの葛折りを下りて走りやすいトレイルも早歩きで進む。

最後に雨乞山があることだけは知っていた。

きっと、疲れるから今は温存しておこう。そう思った。

ロードに出てからはジョグでA7まで進んだ。

心なしか表情も明るくなってきている。

A7に到着。

明るくなって胃もいつもの時間に動き出した。

ここではソーメンを頂いた。温めてくれていたのでニューメンか。

紅茶花伝のレモンティーを半分だけ補給してもらう。

IN5時41分39秒 24時間が経過した。

A7〜W4

あと20kmだ。

もうゴールは見えている。

林道が続く。

パワーウォークで数名の選手を抜いた。

歩いているといえども長く感じるくらい何度も葛折りを歩く。

W4到着。

ここでは少し会話をしただけで何も補給せず。

W4〜W5

突如ぐちょぐちょトレイルが現れた。

恐らく工事か何かしていてヌカルんでいるんだろう。

比較的マシなところをゆっくりと進む。

もうすっかり朝だ。

清々しい気候と気温で気持ちよく進むことができた。

走ろうと思えば走れたけど、雨乞山を越えてからにしようと思った。

差し込む日差しを浴びながら何ともいえないやり切った感を感じていた。

昨日の晩一人で見た星空がもう1年くらい前のような感覚。

最後のW5に到着した。

お二人のスタッフさんに聞く。

1トン「雨乞山はどのくらい続きますか?」

スタッフさん「200mだよ。」

1トン「標高でですか?」

スタッフさん「距離でだよ。すぐそこが頂上。」

「えっ!?」

「そーなのーーーーーーーーー!」

W5〜ゴール

一安心してタマゴタケがたくさん出来ていたので散策しながら200m進むと本当に頂上だった。

見晴らしは良かった。

ここで写真を撮ってもらったけど、ポーズをとる余裕もなかった。

もうあとは下ったらゴールだ。

林道も走る気力はなかった。

なんか、ついにここまできたという感動が押し寄せてくる。

「やばい、ゴールしたら泣きそうだ。」

とりあえずバンダナを外して戦闘モードを解除。

最後のロードを歩いて噛み締めてゴールする。

ちょうど、後ろから来たランナーさんも同じモードに入っていたので話をしながら最後の橋まで一緒に歩いた。

この橋で先に行ってもらい、129kmの旅を噛み締めていた。

もうこれで終わりだ。

「あ〜楽しかったな。」

「去年の借りは返したからな。」

「今回は俺の勝ちだ。」

「また、来るね。」

上州武尊山スカイビュートレイルのコースがライバルの様に感じていた。

走っている最中、今回完走して今後くることはないって思っていた。

途中のスタッフさんにも同じ様なことを言った。

その時スタッフさんは、

「みんなそう言うんだよ!でもね、リピーターばっかりなんだよね!」

と言った。

「ちっくしょ〜!それ俺じゃーん!」

愛しきライバル上州武尊山ありがとう!

そして夜間も運営を続けて頂いた大会スタッフの皆さん、

応援して頂いた皆さん、

有難う御座いました。

日本一過酷な一般人向けレースだと思います。

その分最高に皆さんの思いがこもった大会でした。

上州武尊山ロス!

記事の更新情報はFacebookでお伝えしています。下記リンクから「いいね!」してくださいネ。

FB: http://m.facebook.com/kitrailchannel/

にほんブログ村 その他スポーツブログ トレイルランニングへ
トレランランキングサイト

スポンサーリンク



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です