京都二周トレイルで100マイルに挑む!2/2

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まだ一周目も終わってませんが、後半です。

後半は過酷すぎて写真がありません。

鞍馬〜大原

鞍馬寺横のトレイル入口から薬王坂を越えて静原に向かう。

最後の劇坂。

「足に疲労を溜めたくないけど行っちゃうよね〜」

アクトレップではここがゴール地点。

ここからはロード&林道を越えて江文峠へ。

これも過去の写真。鞍馬でヘッドライトを装着。

江文峠からこの辺りまでに点灯し始めた。(実際にはここはもう暗かった)

大原エイドに到着

色々あったかい食べ物を頂く(意味深)

このエイドで止まっている間にめちゃめちゃ寒くなり、全員フル装備装着命令。そして軽アイゼンの装備チェック!

「お先が心配です(泣)」

そして比叡山へ、、、。

過酷、過酷、過酷。

もうその言葉しか浮かばない。。

もちろんフル装備、手袋。

写真なんて撮ろうもんなら手が死ぬ。(だから写真もない。)

ザックから何かを出すのも億劫になるレベル。

状況は雨。気温は恐らく氷点下。

地面は凍結!手袋には雨が侵入してきて、かじかんで感覚がなくなる。

止まったら死ぬ!なんて思えるほどの過酷な状況。

大会なら中止でしょう。

軽アイゼンを装着し進む。

ザックザックザックとアイゼンが地面に刺さる音が響く。

「初めての冬山楽しい〜。」

意外と過酷な状況を楽しむメンバー。

水井山、横高山の頂上は止まることなくスルー。

寒すぎて早く下山したい(泣)

「今回は1周でやめよう」と弱音を吐きつつ、下山し始める。

もう手の感覚はない。

「明日もう一度この山は無理だ。」

もう諦めたくないと決めていたけど、この状況は仕方ないだろうと考え始める。

その後、坂を下っている最中ずっと二周目の持ってきているウェアを想像しながら行くか辞めるかの判断を迷い続けていた。

その頃になると「二周目行く?」なんて質問が飛び交い始める。

12人中明確な答えを出している人は5人程度。

私を含めた過半数が悩んでいるか辞めることを決意していた。

そしてバプテストまで下山し近くのファミリーマートで暖をとる。

「助かった」

あったかいラーメンを食べながらベテランランナーさんに聞く。

「この状況で100マイル行けたらUTMFいけますか?」

回答は、「余裕でしょ。UTMBも行けるよ。もうトルデジアンのレベルだよ。」

まじか。無性にやる気が戻り始める!

伏見稲荷に到着

2:40 伏見稲荷に到着。

雨は止んでいた。

すごく綺麗な夜景を見ても明日への絶望感しかなかった。

千本鳥居を通って嵐山までのロードを走って帰る。

70km以上走ってきてからのロードはすごく長く感じる。

月間300km走ってきた効果を実感しながらただついて行くことに専念。

「ただいま」

時間は夜明け前5:49だった。

「手が痛い」

カレーを用意してくれていたものの体の冷えが酷く、二周目に行くためにはまず体温を戻さないと不可能と感じていた。みんながカレーを食べている間に先にシャワーを使わせていただく。

「痛っ!」

シャワーが痛い。いくら温めても指先の違和感が取れない。

そして、気づく。

「これが凍傷か。」

見た感じは特に変わらない。ホットプレートでジュッてやったあの感じが一番近い。

親指以外の指は凍傷になったようだ。

上がってカレーを食べる。

「うみゃー!」

つい名古屋弁が出てしまった。

腹が一杯になったら仮眠をとる。

隣を見たらロングレースの達人はすでに布団の中。

「ヤベー達人に学ばねば!」

急いで布団の中へ。

二周目

7:30に目が覚めた。

寝れてたのか分からない。

行くかどうか決めてなかったけど体が勝手に用意を始めていた。

8:00スタート!

人数は6名になっていた。

皆さん疲れを見せることなく普通に走っている。

超人たちの集まりだ。

観光地では中国人が多かったが日本人は変わってるって思われたかも知れない。

ジロジロ

9:56 清水寺仁王門

西山コースは通らずに清水寺仁王門横のトレイルから東山山頂公園に向かう。

意外と元気を取り戻したが、念のためストック装備で山を登った。

11:41 大文字山

昨日は悪天候の中の為、一切夜景が見えなかったが今日はいい景色!

いい一日になりそうだと思っていた。

そして再び比叡山へ

13:00頃

「行きますか?行きませんか?」

比叡山は昨日より状況が悪く吹雪いておりミゾレ状だった場所も凍結しているとのこと。

一人が「やめます!」と勇気ある決断。

「では比叡山に行きましょう!」

と走り始めて100m。

無線が鳴った。

「先行組も吹雪の為撤退!迂回してください。」

30時間チームがあまりの過酷な状況に比叡山エイドで車で下山を決意。

勇気ある決断後、5分で再加入!

私たちはロードでエスケープして大原に向かうことに。

しかし私は知っていた。

大原は10km近くだらだらと登りが続くロード、しかも一部歩道がないことを。

「ついていけない」

そう思いながら、なんとか食らいつく。

思いとは裏腹に意外と足が前に出る。

考えていたことは膝を前に出すことだけ。

必死でそれ以上は考えられなかった。

京都一周トレイルコースに合流。8kmくらい登った。

鞍馬〜山幸橋

昨日通った道。

もう100kmを越えて体は麻痺している。

足は動かなくなってきていたが、胃腸はまだ元気だった。

今回胃腸がダメになった人はいなかった。

みんなモリモリ食べる。

なんだかんだで超人たちは走る。

無駄に歩かない。

「普段の自分なら歩いてんな。」

と思いながらついて行く。

15:48 鞍馬駅

非常に疲れてるはず。でもピクニックのような感覚もあった。

天気が良くなったからか。こんな写真を撮る余裕っぷり。

昨日では考えられなかった。

17:02 山幸橋

山幸橋でもみんなモリモリ食べて元気を出す。

「あとは残った全てを使い果たして終わりたい」

写真も撮らず必死に走った。

残り35kmくらい。

昨日来た道の氷室は迂回ルートでロードの劇坂を走り、清滝の川沿いも攻めた。

結果六丁峠は走れなかった。

嵐山に向かうロードは脱力状態で完全にガス欠。

「出し切った」

最後の一キロも走れない。

「道はわかるので先に行ってください」

4名でラスト1kmを歩く。

そして気温が低いことに気付く。

走って来たから気付かなかったけど、気温は0度。

寒い。

渡月橋を渡り結庵へ。

そしてゴール!

行程160km

30時間43分6秒(仮眠は中断)

100マイラーの仲間入りを果たしました!

トレイルフェストのスタッフの皆さん、ボランティアの皆さん、参加者の皆さん

皆さんの支えなくして達成できなかった100マイラーの道でした。

本当に有難う御座いました!

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